アンケートをまとめた電子書店です

現代社会を生きるうえで、決して手放せない存在となっているパソコンやスマートフォン。「ゲームが子どもに与える影響」や「画面の見すぎによる眼精疲労」など、読者の方もこれまでたくさんの調査結果を目に耳にしたことがあるのではないでしょうか？

　メディア視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社が発表したスマートフォン・メディア利用実態調査レポートによると、スマートフォンの利用率の伸びは2012年後半から加速し、12年の1月には17パーセントだったインターネット利用率が10月に従来型携帯電話の利用率を追い越し、13年1月には35パーセントにまで倍増しています。また、それに伴って利用時間も増大しており、一人あたりの月間利用時間は、男性で約34時間、女性はなんと、男性の1.4倍の47時間に！毎日平均で1.5時間以上はスマホと向き合っている計算になります。さらに職場や学校、家庭でPCを利用する時間、テレビを視聴する時間なども考えると、一日の大半の時間を、何らかの液晶画面を凝視していることに費やしていることに・・・。

目は一生ものですから、悪影響があるならば何らかの対策を講じたいところ。弊社あんけ書店のアンケート調査でも、「仕事で毎日使用している」人を含めると約半数の人が一日４時間以上ＰＣと向き合っているとの結果が出ています。これにスマホやテレビ画面が加わることを考えると、多くの人が液晶とかなり長い時間対峙していることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

また、以下は使用頻度に関するアンケートです。

毎日４時間以上液晶に触れていない人の方が少数派…？かもしれません。
そこで今回は、液晶画面が引き起こす人体への悪影響について、面白い調査結果がありますので一緒に見ていきましょう！

・抜け毛の原因は、電子機器？
今や男女問わず薄毛は多くの人の悩み。JHMA（日本ヘッドセラピーマスター協会）が2012年に行った調査結果によると、薄毛でない人よりも薄毛の人の方が、１日あたりのPC・携帯電話の使用時間が平均5～8時間以上も多く、目の使い過ぎと薄毛には関連があるとの結果に（驚！）。また、マイクロスコープで男性の頭髪の状態を調べたところ、全体の7割の人が髪の毛が細く本数が少ない状態ということが分かりました。

スマホやＰＣの液晶画面そのものが毛髪に悪影響を及ぼしているかどうはまだわかりませんが、眼の疲れからくる血行不良や肩こり、姿勢の悪さは影響していなくもなさそう・・・。夜中ベッドでスマホに興じる時間、長くありませんか？液晶そのもののブルーライトによる眼精疲労に加えて、体にあまりよくない生活習慣が作られてしまうと薄毛など身体の外に問題が出てくるかもしれません。

いかがでしたでしょうか。パソコンの使用時間が一概に悪いとはいえないものの、私たちの生活の大部分を占めるようになった電子機器との付き合い方は無視できないようです。これを機に、自身の生活を見直してみるのも悪くないかも？